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DSPってなに?近頃、良く耳にする「DSP」「ディジタル信号処理」とは、一体何なんでしょうか? もう一つはDigital Signal Processorです。これは、ディジタル信号処理を行うための演算処理装置を表しています。内部の仕組みはZ80,H8,PICなどマイクロプロセッサーの一種ですが、信号処理で非常に多く用いられる積和演算が高速に処理できるように、ハードウェア乗算器、乗算と加算が同時に行えるなど信号処理に特化した機能が実装されています。基本的にはCPUであるため、携帯電話などではユーザーインターフェース(キー操作や表示部)の処理も行ってしまう場合も多くあります。また、ROMから別のプログラムを読むことにより、JAVAバーチャルマシンになったり、MP3プレーヤーに変身することもできます。このように、Digital Signal Processorの場合、プログラムを書き換えるだけで、多種多様な機能を実現することが可能となります。逆にいえば、仕様の変更や機能を増やしたい場合もソフトウェアの変更だけでいいのです。 ここでは、Texas
Instruments社製(以下TI製) Digital Signal Processor(以下DSP)の評価ボードを用いてDSPの使い方の一通りを解説していきたいと思っています。一般的に「DSPには興味があるがとっつきづらい」という話を良く耳にしますので、ここでは技術屋さんが一番知りたいところ(立ち上げ方や、デバッガの使い方など)である、より実践に近いことを中心にしていきたいと思っています。(DSPを使った製品開発の基礎実験を行いたい方や、大学などでDSPを用いた研究を行う方を対象としています。) ※Texas Instruments社製
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